評判通りの傑作映画でした!”ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(KNOCKIN'ON HEAVEN'S DOOR)”
評判通りの傑作映画でした!ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(KNOCKIN'ON HEAVEN'S DOOR)
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
(KNOCKIN'ON HEAVEN'S DOOR)
余命宣告された2人の若者のはっちゃけ!
主演:ティル・シュヴァイガー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース
監督:トーマス・ヤーン
公開:1997年
個人的評価:大満足
<ストーリー>
脳腫瘍で余命数日と宣告されたマーチン(ティル・シュヴァイガー)と、末期の骨肉腫に侵されたルディは病室で知り合います。
ひょんな事から手に入れたテキーラを飲み
”天国では海の話しをするのがブーム”のような死後の話しをします。
海を一度も見た事ない事をルディがあかし、死ぬ前に1度見に行こうと病室を抜け出す事になります。
この作品は1997年のドイツ映画なのですが、海に囲まれた島国日本とは違いドイツには海がなくフランスを越えないと海にたどり着けないんですよね。
以前紹介させていただいた映画”人生に乾杯!(Konyec)” でも老人の目的は海を見る事だったのを思い出します。
海に向かうために盗んだ車がギャングのベンツだった為ギャングに追われるは、お金がないから銀行強盗もした為警察にも追われるは
どたばたアクション・コメディ・ロードムービーと言ったところです。
ほんわか笑え、感動もあり、生と死を考えさせられる傑作と思います。
※この作品もオンライン動画のHuluで見ました。
<ネタバレあり>
二人は数日間という短い間ではありますが固い友情で結ばれ団結し、海に辿り着き、海岸で二人テキーラを飲み2人肩を並べ座り海を眺めルディが倒れるシーンで幕を閉じます。
また、スタッフスクロールを最後まで見ると、マーチンとルディから郵送された大金を持ち警察官に取り調べられている男が現れ ”ベルントに捧ぐ” というメッセージが表示されるのですが、ネットで調べたところ この取り調べられている男がベルントさんとの事で、ティル・シュヴァイガーが映画界で活躍する足掛かりを作った恩人のようです。
その感謝の意だったんですね。
エンディングのスタッフスクロールでは、ボブディランのノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのドイツ人バンドSeligによるカバー曲が使われています。
個人的には”ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア”はガンズ&ローゼズのイメージが強いんですけどね。
※この作品もポスターは見つかりませんでした。