スティーヴン・キングが2010年のお気に入り1位に選んだ映画”モールス(Let Me In)”
スティーヴン・キングが2010年のお気に入り1位に選んだ映画”モールス(Let Me In)”
モールス(Let Me In)
ヴァンパイアと少年のピュアな恋と作品に引き込まれるスリラー
主演:コディ・スミット=マクフィー、クロエ・グレース・モレッツ
監督:マット・リーヴス
公開:2011年
個人的評価:満足
田舎町で暮らす家庭環境やイジメに悩まされている少年の住むアパートの隣の部屋に越してきた謎の少女とオジサン。
少年と少女が徐々に打ち解けていくドラマと、街でおこる猟奇的な連続殺人事件。
怖いホラー映画というよりはヴァンパイアと人間との恋やドラマといった感じの作品ですね。本作もネット動画サービスのhuluで見た作品です。(定額なので沢山見た方がお得ですからね)
スウェーデン映画”ぼくのエリ200歳の少女”のハリウッドリメイク作品なのですが、キックアスのヒットガール役でスターとなったクロエ・グレース・モレッツと、コディ・スミット=マクフィーがいい演技をしており、徐々にこの世界に引き込まれました。
モールスを観終えた後でネットで原作からの変更点など調べたのですが、本編を観ただけでは視聴者がまず誤解してしまうだろう点(私も完全に誤解していました)と原作からの変更点が少々ありました。
ネタバレにもなってしまいますが下部に記載しましたのでご興味ある方だけご覧ください。
<ネタバレあり>
まず原作からの変更点ですが、吸血鬼アビーと共にしているオジサンですが、本作ではオーウェンとアビーとの関係のように描かれていますが、原作小説ではアビーのストーカーのような存在として書かれているようです。
そして勘違い点ですが、作品中にアビーが「私は女の子じゃない」とオーウェンに伝えるシーンがありますよね。
本作を見ただけでは、”バンパイアだから、もしくは、200歳だから”と誤解してしまうと思います。
実は原作小説ではアビーは去勢された男性となっており、リメイク前の映画”ぼくのエリ200歳の少女”でも外国版では去勢あとをオーウェンに見せるシーンもあるようです。
※ぼくのエリの日本版ではモザイクがかかっているため去勢痕を見ることはできないのでやはり女性と誤解したまま映画を見終えてしまうはず。
人間とバンパイアとの恋、さらに歳の差200歳という記録的な歳の差カップルというだけでも複雑なのに、、、
もっと複雑な恋物語なんですよね。
Let Me In ポスター 76×102cm 2,300円
下記オールポスターズより
http://www.allposters.co.jp/-sp/Let-Me-In-Posters_i8031495_.htm